吉田松陰は「それ学は、人の人たる所以を学ぶ」と言った。人の人たる所以は徳性と知識技能に集約される。
徳性を修めるのが人間学であり、知識技能を身につけるのが時務の学である。
ものには本末がある。木は根が本であり、幹や枝が末である。人間の本は徳性であり、末が知識技能である。徳を修めるのを本学といい、知識技能を学ぶのを末学というのは、このことを示している。
敗戦後60年、日本人は本学を忘れ、末学一辺倒で走ってきたのではなかったか。その禍恨がいま如実に表れているというべきだろう。末学は大事である。だが、本学あっての末学であることを知らなければならない。 (出典:致知WEB) |
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